珪藻土の塀、縁側デッキ 太宰府市 Sさんの庭


↑一年後

先日 リフォーム工事が完成した、体操の先生のお宅の庭です。

リフォーム前はこんな感じでした↓

リビングからのフォーカルポイントとして設けた、ピンコロ石積みの壁泉。
珪藻土(田川産業 土器)の壁に、優しげな樹形のツリバナと、壁泉が映えます。
夕暮れ時なので、ちょっとぼやけていますが・・・。

曲線大好き!なS先生のために、曲線のデッキをデザインしました。
永井さんの技が冴えるきれいな曲線に、ご主人も先生も、とても喜んでくださいました。

壁は、本物珪藻土にこだわりました。本物が持つ素材感は、やはり、いい!
汚れてきても、それが味わいとなります。

壁泉の水が、道路側からちらりと見えるようにしています。



今度、午前中に写真を撮りに行って、また詳しくアップします!

(miezo)

前回にもアップした、「ユニーク体操プラーナ」のS先生のお庭のリフォーム。
竣工写真は夕方撮ったものだったので、午前中に写真を撮ってきました。


ここのお庭には、いろいろ こだわりポイントがありました。
★曲線がお好きなので、曲線を多用したプランにすること。
★特注のロートアイアン門&アーチ。表札は、S先生のデザインです!
★珪藻土塗の壁。
★デッキ材はコシイ・マクセラム。無塗装で使っています。
★毎年必ず餅つきをされるので、石うすとかまどの置き場所をキープすること。
などなど。

門塀を裏から見ると・・・↓


玄関ポーチまでを、ピンクベージュの砂岩張りスロープに変更。
このピンクベージュが、S先生の、華やかでかわいらしいイメージにぴったりだったので。
同じ砂岩で、小端積みの花壇をデザインしました。
出来るだけ省スペースな小端積みにするため、一枚一枚、切って小さくしてから積んでもらいました。
薄い石ばかりだったので、これはほんとに地道な作業だったのですが、、、
職人の柳原さんが 暑い中黙々と頑張ってくれて、バッチリ!完成しました。

そして安山岩のピンコロ飛び石を、スロープに食い込ませるように配置。
この紫がかった茶系の色が、ピンクベージュのトーンを、適度に引き締めてくれるように。

足もとのウサギさんはS先生がコーディネートされたもの。
御主人が、玄関ドアを開けた瞬間に 猫と見間違え、「わあ、猫!!」と叫ばれたらしいです(^.^)

ウッドデッキの奥側から見るとこんな感じ。↓

マクセラム材のウッドデッキは、将来の塗り直しの手間を省くため (一度塗ると、数年おきに塗り替えが必要となるので) 無塗装で。
無塗装だと、先ではシルバーグレーになり、細かいヒビが入ったりしますが、それでも、マクセラムなら強度的には十分な耐久性が保てます。
ハードウッドと違い、柔らかいので、このような曲線が実現しやすいのです。
毎回のことですが、デッキの床下には扉をつけ、収納ができるようになっています。
また、照明のジャンクションボックスもこの中にin。
きれいな出来栄えにご主人感動!でした。永井さんありがとう!

石張りのテラスや珪藻土の壁は、時刻や天気でさまざまに表情を変えます。
先日の夕暮れ時はこれ↓


そして午前中は、これ↓

濡れている時と、乾いている時では、また表情が違ってきます。
↓乾いた状態。

ちなみに、テラスの一部を抜いて芝にしてあるのは、餅つき用の石臼置き場です。(^^)

先生に「庭に出るのがどんなに楽しくなった事か♪」
ご主人からは「まるで旅館かレストランのようで、うちじゃないみたい」と喜んでいただけて、
本当にほっとしました。

これからまた、この庭の成長を見て行くのがとても楽しみです。

(miezo)

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