福岡県糟屋郡での施工事例をご紹介します。今回は、和風建築の佇まいに調和し、住まいの風格を一段と高める「竹垣」の作成を行いました。
耐久性の高い素材選びから、職人の手仕事が光る細部の仕上げまで、庭園空間ラボがこだわり抜いた施工のポイントを詳しく解説します。
1. 永く美しさを保つ「タカショー・エバーバンブー」
今回の施工では、メインの目隠しとして建仁寺垣(けんにんじがき)を作成しました。素材には、多くのプロに支持されているタカショーの人工強化竹垣「エバーバンブー」を使用しています。
人工竹垣を選ぶメリット
- 優れた耐久性:天然の竹に比べて腐食や変色に非常に強く、福岡の多湿な環境でも長期間美しい状態を維持します。
- リアルな質感:節の表現や色ムラまで精巧に再現されており、近くで見ても天然竹と見紛うほどのクオリティです。
- メンテナンス性:将来的な維持管理の負担を軽減でき、コストパフォーマンスに優れています。

2. 職人の技が光る「飾り結び」の意匠
竹垣の完成度を左右するのは、細部の仕上げです。今回は、竹の交差部分に伝統的な「飾り結び」を施しました。
近年では簡略化されることも多い工程ですが、こうした丁寧な結びを行うことで、庭全体に凛とした「手仕事の温かみ」と「高級感」が生まれます。こうした伝統技術を絶やさぬよう、一つひとつ心を込めて結びあげています。

3. 安全性と景観を両立した「金閣寺垣」
敷地内の高低差がある箇所には、転落防止の柵を兼ねて金閣寺垣(きんかくじがき)を設置しました。
背の低い透かし垣である金閣寺垣は、圧迫感を与えずに空間を仕切ることができるのが魅力です。機能性を確保しながらも、和風家屋の景観を損なわない、最適な様式を選定しました。

4. 庭守(にわもり)としての想い
庭は、完成した瞬間がゴールではありません。数年、数十年と時を重ねる中で、住まいの一部として馴染んでいくものです。
私たちは「庭守」として、地域の風土や建築の個性に寄り添った提案を大切にしています。伝統的な技術を現代のライフスタイルに合わせた形で提供し、次世代へと繋いでいきたいと考えています。
| 施工場所 | 福岡県糟屋郡 |
|---|---|
| 施工内容 | 竹垣作成(建仁寺垣・金閣寺垣) |
| 主要素材 | タカショー エバーバンブーシリーズ |




















